悩みタイトル

テニス肘、正式名称が外側上顆炎。テニスをやっている方に起こりやすく、必ずしもテニスをしているひとだけではなく、腕に負担をかけ続けてくるとなってくるものでもあります。
物を持とうとした際に痛みが出てくる。
これは外側上顆という肘の外側に炎症が継続的な負担から炎症が起きることによって出る症状です。
テニスをやってて急に肘に痛みが出るようになってきた。
タオルを絞るときに痛くて絞れない。
キーボードを売ったり、マウスのクリックが辛い。
夜間にも痛みが止まらない。
など。
このような悩みがテニス肘では症状として出てきます。

テニス肘に関する当院の考え

みなさん、テニス肘といえばテニスをしている人がなる怪我だと思っている方も多いのではないでしょうか。実際のところそんなことはなく、主婦の方やデスクワークの方でもなってしまう怪我です。テニス肘とは分かりやすい様にこのような名前がついていますが、正式名称は『上腕骨外上顆炎』といいます。
それはテニスのプレイで怪我する事が多いですが、日常生活での負担によりなってしまうことも少なくありません。
腕がすごく張っている、疲れやすいなどの症状はございませんか?もし、少しでも感じたら早めの対処をおすすめいたします。
日常生活でテニス肘になってしまった場合はなかなか治りにくく、完治するのにとても時間がかかってしまいます。

テニス肘を放っておくとどうなるのか

テニス肘は軽症時は手首や肘に負担のかかる動作を行った時のみ痛みを感じる軽度の筋肉の炎症なのですが、半年以上経過して慢性化し重症になってくると、関節内の組織に炎症(滑膜ヒダや滑膜炎)が起きてしまうようになり、中々痛みが引きません。 握力が弱くなってコップを握るのも難しくなったり、肘の曲げ伸ばしが制限されるなど、日常生活に支障が出てきます。
この状態に陥ってしまうと手術を考える必要も出てきてしまいます。テニス肘が治癒するには、 一般的に3カ月~1年以内の期間が必要であり、治療をせずに治そうとすると、18か月ほどかかるとも言われています。肘が痛くなったら放置せずに、出来るだけ早く適切な処置を受けることが重要になってきます。

テニス肘の改善方法

テニス肘の主な原因は、患部である上腕の筋肉と肘を繋げている腱に繰り返し負担がかかることです。
テニスやゴルフでボールを打つ時や重い荷物を持ち上げる時、重い鍋を振る時など、手首から上腕に外部の力が加わるような動作を繰り返し行っていると、肘の腱に少しずつストレスがかかります。
腱へのストレスが慢性的に貯まってくると腱が炎症を起こし、周辺の血管や神経に異常をきたしてしまうのです。
特に40代以降になると筋肉の柔軟性が徐々に失われていき、上記の動作を行った際に腱にかかるストレスが強くなるので、発症する可能性が高くなります。
また、筋力が弱い人は筋肉が衝撃に対するクッションになってくれないため、家事などの日常動作でもテニス肘になってしまうリスクが高まります。
改善する為に肘に痛みが出るような負担のかかる動作をなるべく避けること。
ストレッチやバンドなど筋肉への負担を下げるように心がけることがあります。
特に前腕伸筋群のストレッチを毎日欠かさず行うことで筋肉の付着部にかかる負担が減るので継続して行うことが大切です。

テニス肘の改善にオススメする当院の施術メニューとは

明るい挨拶

テニス肘に対する当院の施術メニューは3つあります。
1番のお勧めメニューは手の極みです。
前腕の筋肉に対してアプローチする事により、テニス肘によって筋肉の張りが出ている伸筋群の軽減し、また、ミネラルを含んだジェルによって筋肉への栄養も補給します。
2つ目は鍼治療です。
細い鍼によって前腕奥深くの筋肉まで直接アプローチができます。
鍼をうつことにより、筋肉の回復力の向上なども効果が期待できます。
3つ目は電気治療です。
電気を用いて炎症が起きて痛みが出ている部分を取り除き、筋肉自体の弛緩もする事ができます。
当院では患者様の状態によって1番良いメニューを薦めさせて頂いてます。

その施術をうけるとどう楽になるのか

その施術を受けるとどうなるのか。
鍼→手の伸筋群に鍼を打ち伸筋の緊張をほぐし、血流をよくすることによって、外側上顆の炎症を和らげることができる。
東洋医学的な観点で治療するとなると、曲池など手の陽明系のツボに鍼やお灸をする事で気の巡りを良くし、痛みを和らげることができる。

手の極み→最初の手技で外側上顆に着く筋肉にアプローチをして、最後のドレナージの所で老廃物をリンパに流すことによって、血の流れを良くし、痛みを和らげる事ができる。

電気→筋肉に刺激を与え、硬さがほぐれることによって、痛みを和らげる事ができる。

軽減するための施術頻度は

改善する頻度として、1~2/Wで治療をするのが大体でしょう。普段から腕を使う場合には、もう少し頻度は高くてもよいかと思います。
テニス肘は長い治療期間を見ていかなければいけないものです。
安易に治療をやめてしまうと元通りになってしまいせっかくの治療が水の泡となってしまいます。それがゆえに慢性的になり治すことを諦めてしまう方もいます。
一番は予防することが大切です。日々の日常生活の中で定期的な身体のケアやメンテンナンスをしてあげること大変おすすめします。
何か悩みがあればぜひ当院へお気軽にご相談ください!