悩みタイトル

指が痺れてしまう(特に親指、人差し指、中指)
上記の3指が痺れてしまうのは神経に圧迫がかかっている可能性が高いです。また中指から痺れ、人差し指、親指と痺れが広がるのは手根管症候群の特徴になります。
オッケーサインが作れない
痺れが酷くなると親指と人差し指の動作障害が出てしまうのでOKサインが綺麗な丸にならない可能性があります。
手首を曲げると痺れが出る
療法の手の甲を合わせて手首を曲げると痺れが酷くなってしまいます。(手根管症候群のテスト法です)
物を持ちづらい
痺れが強いので物をつまもうとしても力が入らす落としてしまう事が多くなってしまいます。
朝方に手が痺れて起きてしまう。
手根管症候群の特徴的な症状になります。痛みで起きてしまう場合はすぐ近くのかかりつけ院に行きしっかりとした診断を貰いましょう。

手根管症候群に関する当院の考え

手根管症候群は色々な方に起こる可能性のある非常に怖い病気の1つです。
皆さんは腱鞘炎や腱炎を体験した事はありますか?
起こしたことがある人は手根管症候群になる可能性が0.1%以上はあると言えます。
また、手を多く使用してしまい、一時的に上記の症状が出てしまう可能性もあるので、「いつのまにか治った」や「放置していたら自然と良くなった」と思ってしまう可能性もあります。
次項から詳しく解説していきますが、日常生活において将来的に多大な後遺症を残してしまう可能性のある恐ろしい病気ですの軽視せず、早目の治療を行うのをお勧めします。

手根管症候群はなぜ起こるのか?

手根管症候群とは、手首付近「手根」にあるトンネル「菅」に起こる炎症などにより、神経が圧迫され痺れや痛みを出してしまうものです。
手のひら側には筋肉を抑える靭帯が親指側から小指側まで横についています。
その人体には多数のトンネルがあり、そのトンネルに沢山の筋肉が通っています。
そのトンネルの内の1つに「正中神経」という神経が通っております。
手根管症候群はその正中神経が何かしらの影響により圧迫を受けてしまい、神経症状が発生してしまいます。
圧迫を受ける原因としては筋肉による腱鞘炎だったり、ホルモンによる肥大(妊婦に多い)が上げられます

手根管症候群を放っておくとどんな症状が現れるのか

手根管症候群はほおっておくと痺れや痛みが一生付きまとってしまう場合があります。
これは神経を圧迫する筋肉の硬さが取れなくなってしまい、常に圧迫をしてしまうのが原因です。その為に上記でもお伝えしましたが「いつのまにか治った」や「放置していたら自然と良くなった」と軽視していると危険な状態になってしまいます。
また、親指や人差し指が上手く使えないと物を掴むという事が困難になり、日常生活に多大な影響を及ぼしてしまいます。
痺れていても今は使えるから大丈夫と思わず、しっかりと早めの治療をして将来に残さないようにしていきましょう。

手根管症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?

手根管症候群ではまず神経を圧迫してしまう要因を取り除かなくてはいけないので、その部分に対する治療として鍼治療をお勧めします。
手首は皮膚が薄い分、色々な筋肉が折り重なっております。指圧では圧迫している要因をピンポイントでアプローチする事が困難です。
その為、ピンポイントでアプローチが出来る治療として鍼治療があります。
また、鍼が苦手な方や圧迫している要因が不明瞭な場合は電気治療もお勧めです。
電気治療では鍼と同じように深部の筋肉に対してのアプローチもできますが、広範囲にアプローチが出来る為、不明瞭な場合は電気がお勧めになります。

その施術を受けるとどう楽になるのか

鍼治療を行うと圧迫している筋肉が弛緩するので痺れや痛みが取れる感覚を引き起こす場合があります(個人差有)その為、即効性の面では鍼治療の効果が高いです。
また鍼治療は筋肉の緊張をとる事が出来るので再発する不安感ものぞく事が出来ます。
筋肉は電気信号で動いています。その為、電気治療で微細な振動を送る事で緊張を取り除き、筋肉の硬さはもちろんですが、圧迫している部位に対しても筋肉なのでしっかりと治療する事が出来ます!

改善するために必要な施術頻度は

手根管症候群は腱鞘の炎症になるので完治までには時間がかかってしまいます。
手首や指は使わないで1日は過ごせないので、炎症が起こりやすくなってしまいます。
ですので治療頻度もあまり間を空けずに治療するのが一番良いです。
基本として毎日しても良いです。最低でも2~3日に1回の目安で治療しましょう。
また期間として最低でも半年から長くて1年はかかりますのでしっかりと治療を行い後遺症を出さないようにしていきましょう!