産後骨盤矯正｜八千代大和田整骨院

まず「骨盤」は4つの骨から構成されている大事な骨の集合体です。背骨の一部である「仙骨」お尻を構成する「腸骨」「恥骨」「坐骨」この4つが組み合わさることで骨盤を構成しています。
骨盤は大事な臓器を守り、また身体の土台だったり、上半身の体重や重力をしっかりと支える大事な骨になります。また、歩行時に足から伝わる衝撃を吸収する役割もあります。その衝撃を足関節から膝関節、股関節、骨盤へと吸収することで上半身に余分な負担をかけず支えることができます。このように上半身、下半身ともに重要な役割を持つものが「骨盤」となります。

産後から女性ホルモンの1つである「リラキシン」というホルモンが分泌されます。リラキシンの効果として骨盤を支える関節が緩みます。
その為、産後の骨盤は特に歪みやすいと言われています。
また歪む原因として大腰筋や、大腿直筋など人間の重要な筋肉が数多く付着していることも要因となっております。筋肉はゴムのように伸張性があります。しかし筋肉に負担がかかってしまうことにより張りがでてしまうと、その付着している骨をある一定方向に引っ張るようになります。その為、左右のバランス、前後のバランスが崩れてしまうことで骨盤が歪んでしまう状態を作ってしまいます。

産後に骨盤の歪みを放っておくと体に様々な症状がでてきます。よくある症状はまず、腰痛、恥骨痛、関節痛、尿漏れ、冷え症、便秘などです。これらは、骨盤の歪みによる腰や恥骨などへの過度な負担、子宮や膀胱などの骨盤内の臓器位置の変化、血行の悪化などが原因で引き起こされます。
また、産後しばらくたって体重は減ったのに、胃や腸などの内臓が下垂してしまい、下腹がでてしまうというお悩みも引き起こされます。
そしてその状態をそのままにしてしまうと、第2子や第3子のお子様を妊娠し、出産するときに母体にかかる負担が多くなり、結果出産が辛くなってしまう可能性も出てしまいます。

身体に負担をかけずに行うことが出来ます。
まず、下半身の土台を整えることで立った時に骨盤に負担がかからなくし、また、上半身が前のめりにならないようにしっかりと肩や背骨の状態を整えます。そして筋肉に対しての治療も行っていきます。
出産前後はなかなかお身体を動かすことやストレッチを行う事が出来ないです。また、出産後はお子様も小さいため、自分の時間が取れないのが現状だと思います。そのためにしっかりと当院ではストレッチも取り入れ筋肉の張りによる骨盤の歪んでしまう原因も治療していきます。また、しっかりと骨盤を閉める手技もあるため、すぐにでも骨盤の周径を縮める実感も得ることが出来ます。

骨盤矯正を受けることによって、まず実感できるは「すっきり感」です。骨盤が正しい位置になることで負担が分散されるのでいつもの状態よりも楽に行動することが出来ます。負担が減ることにより、腰痛などの痛みに対してもすぐ実感できる部分ではあります。
また、上記でもお話ししましたがホルモンの働きで筋肉が緩みやすくなっているので骨盤の周径を縮まることもできます。その為に出産後に入らなかったズボンなどがきつくないなどの恩恵を受けることもできます。しっかりと治療をすることで出産後の症状は軽くなるのでぜひ一度お試しいただくことをお勧めいたします！

頻度として理想は週3回以上です。最低でも週1回以上は治療をした方が良いです。骨盤を取り巻く環境は癖がつきやすいです。その為、間が空いてしまうとどんどん骨盤の状態が戻ってしまいます。せっかくの治療効果が戻ってしまったら悲しい事ですよね。
また、期間として理想は1年です。歯の矯正はだいたい1年から2年かかりますが、骨盤を正しい位置にすることはそこまでかかりません。しっかり戻して快適な日常ライフを取り戻しましょう。