肉離れ
こんなお悩みはありませんか?
肉離れになった時の対処はどうすればいいの?
→肉離れになった時の対処は「RICE処置」安静、冷却、圧迫、挙上の4つを行うようにしましょう。
肉離れが治るまではどのくらいかかるの?
→肉離れが治るのは程度にもよりますが、おおよそ4週~8週の間になります。
肉離れがなりやすい人はどんな人?
→肉離れは普段から運動習慣がない方や、筋疲労の蓄積が主な原因になります。
肉離れがならないようにするにはどうすれば良いですか?
→普段からのストレッチングなどの柔軟性を上げることや、ウォーミングアップやクールダウンをしっかり行うことが大切です。
肉離れに効果があるストレッチはありますか?
→当院でしたら、主に筋膜ストレッチのメニューがおすすめです。筋膜から伸ばすことによって怪我の予防に繋がります。
肉離れで知っておくべきこと
肉離れとは、筋肉の一部が急激に伸ばされたり、負荷がかかったことで筋繊維が断裂する怪我のことです。また、筋肉が十分に温まっていない状態や、柔軟性が不足している場合もリスクを高める原因となります。主にスポーツや運動中に起こりやすく、特に太ももやふくらはぎなどの下肢の筋肉に多く見られる症状です。
よくある症状としては、痛み、腫れ、筋肉の硬直が挙げられ、段階によっては内出血が見られることもあります。
肉離れを予防するためには、十分なウォーミングアップやストレッチが重要です。負傷直後は安静にし、炎症を抑えるためにアイシングで冷やすと良いでしょう。重度の場合は、医師の診断と治療が必要になることもあります。
症状の現れ方は?
肉離れの症状は、怪我の重症度や部位によって異なりますが、突然の激しい痛み、腫れや炎症、内出血やあざ、筋肉の硬直や痙攣が起こります。突然の激しい痛みは、筋肉が急激に引き伸ばされた瞬間に強く感じることがあり、この痛みはしばしば「バチン」と音がしたように感じることもあります。
また、筋肉が損傷すると、その部分が腫れることがあります。腫れは数時間から数日かけて増大することもあります。内出血やあざは、損傷した筋繊維や血管からの出血によって患部に青黒いあざができ、時間が経つとあざが徐々に広がることもあります。
その他の原因は?
肉離れには様々な原因が考えられます。例えば、ウォーミングアップ不足、筋肉疲労の蓄積、不適切なフォームや動作、筋肉の不均衡、年齢や過去の怪我などが挙げられます。
ウォーミングアップが不足していると、筋肉が硬直した状態で過度に伸ばされ、肉離れを引き起こすことがあります。
また、日々の生活の中で筋肉疲労が蓄積すると、筋肉が硬くなり、疲労物質が溜まります。この物質が痛みを引き起こし、それが肉離れの原因となることもあります。
さらに、不適切なフォームや動作を繰り返すことで、不要な部位を使うことになり、それが蓄積して肉離れを引き起こす可能性があります。
肉離れを放置するとどうなる?
肉離れを放置すると、様々な問題や悪影響が生じる可能性があります。
回復が遅れること、筋肉機能の低下、再発リスクの増加、慢性的な痛み、血腫の形成などが起こり得ます。
適切な施術やリハビリを受けない場合、筋肉の回復が遅れ、日常生活や運動への復帰が大幅に遅れる可能性があります。筋繊維が完全に修復されずに放置されると、長期的に痛みや不快感が続くことがあります。
また、肉離れを治さずに動かし続けると、治りかけの筋肉に再び負荷がかかり、再発のリスクが高まります。再発した肉離れは、初めの怪我よりも治癒に時間がかかることが多いです。
重度の肉離れでは、内部出血により血腫ができ、長時間放置されると血腫が硬化し、手術が必要になることもあります。
当院の施術方法について
当院でのおすすめの施術方法は、
『電気施術』で炎症を抑え、治癒力を高めること、『ストレッチ施術』で筋肉の柔軟性や強度を回復させることです。血腫の形成があった場合は、『鍼施術』を行い、血腫がある部分の血流を促進して、血腫を解消していきます。
基本的にはこの3つの施術を行いますが、その後の症状の状態によっては、矯正施術や筋力トレーニングなどで、肉離れによって歪んでしまった身体を整え、再発防止のための筋力トレーニングを行っていきます。筋力トレーニングを行うことで、元の筋肉の状態に戻り、運動への復帰もサポートしながら進めていきます。
施術内容は症状の程度によって異なるため、一度ご相談いただき、施術内容を決めていく形となります。
改善していく上でのポイント
肉離れを軽減するための重要なポイントは、適切なケアと回復プロセスを踏むことです。
最初に行うべきことは、RICE処置です。
Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の4つを行いましょう。
肉離れを起こした筋肉は、まずしっかりと休ませることが重要です。無理に動かすと回復が遅れたり、再発のリスクが高まります。痛みが引くまで十分な安静を保ちましょう。
痛みが和らいできたら、適切なストレッチやリハビリを始めましょう。これにより、筋肉の柔軟性と強度を回復させることができます。徐々に筋肉を動かすことが大切です。
再発を防止するためには、運動前のウォーミングアップと運動後のクールダウンをしっかりと行うことが重要です。筋肉を事前に温め、運動後の緊張を解きほぐすことができます。