悩みタイトル

耳元で「キーン」といった金属音や「ピー」といった機械音が聞こえる。
片耳から聞こえる、両耳から聞こえる。
周りの人にも音が聞こえてる場合がある。
周りの音や他の人の声が聞き取りにくい
めまいなどに起き上がるのがつらい
耳鳴りにより、夜が眠れない

これらの症状などでお困りではありませんか?
1つでも当てはまる場合は病気が原因のこともあるので、一度検査をすることをおすすめします!

耳鳴りに対する当院の考え

耳鳴りは、耳の周辺には体温調節を行う血管や心を落ち着かせる神経が密集しているため、気候の変化が自律神経を乱し、耳鳴りやめまい、だるさを引き起こすことがあります。
耳鳴りが起きている状態では、自律神経も乱れており、判断力の低下や呼吸にも影響を与えることがあります。

また、耳鳴りには種類があり、片側だけや両耳、音の聞こえ方も「ザーー」や「キーン」と様々です。耳鳴りが現れる時は、身体にストレスや自律神経の乱れがある可能性があることを考えていただきたいです。

このような時は、少しでも気分を落ち着かせる努力をしたり、運動を行ったりして身体の緊張を抑えることが効果的です。自身の状態に合わせてリラックスする方法を見つけ、耳鳴りの症状を和らげることが大切です。

耳鳴りを放っておくとどうなるのか

耳鳴りを放置すると、以下のような問題が生じる可能性があります。

症状の悪化: 一時的なストレスや疲労による耳鳴りであれば、放置しても大きな問題はないこともあります。
しかし、大きな病気の前触れや既に進行している病気が原因で耳鳴りが出ている場合、放置すると症状が悪化する可能性があります。症状が固定化し、治療が難しくなることもあります。

聴覚機能の低下: 聴覚神経の機能は一度失われると再生が困難になることがあります。
放置している間に症状が進行し、聴覚機能が低下してしまう可能性があります。

命に関わる状態の発展: 耳鳴りは一般的には比較的軽度の症状ですが、特定の状況や他の症状と組み合わさることで、重症化したり命に関わる状態になることもあります。特に以下のような場合は緊急性が高く、早急な医療の受診が必要です。

急激な耳鳴りの増悪: 最近1〜2か月で急激に耳鳴りがひどくなっている場合。
片耳での耳鳴り: 片耳のみで耳鳴りが聞こえる場合は、突発性難聴、メニエール病、聴神経腫瘍などの病気が疑われます。
他の症状の存在: 聴力の低下やめまいなど、他の症状が同時に現れる場合は、別の病気の可能性が高くなります。

上記のような状況に該当する場合は、すぐに医療機関を受診することが重要です。

耳鳴りの軽減方法

食生活の改善や特定のビタミンの摂取、禁煙、ツボの刺激など、いくつかの方法が耳鳴りの軽減に効果が期待できることがあります。以下にそれぞれの方法について説明します。

ビタミンB12の摂取: ビタミンB12は末梢神経の働きをサポートする栄養素です。魚介類や貝類、レバーなどに多く含まれています。
バランスの取れた食事でこれらの食品を摂ることで、ビタミンB12を効果的に摂取できます。また、食事だけでは十分に摂れない場合は、サプリメントを利用することも考慮してください。

禁煙: タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は耳鳴りの原因となることがあります。
ニコチンは血管を収縮させ、一酸化炭素は血液中の酸素供給を妨げます。これにより、脳や内耳への血液や酸素の流れが悪くなり、耳鳴りが起こりやすくなります。
耳鳴りを悪化させないためにも、禁煙を心掛けましょう。

ツボの刺激: 耳鳴りに効果のあるツボを刺激することも試してみる価値があります。
一般的には、「人迎(じんごう)」や「合谷(ごうこく)」などのツボが耳鳴りに対して効果があるとされています。
ただし、個人によって効果が異なる場合もありますので、専門家の指導を受けながら行うことをおすすめします。

以上の方法は耳鳴りの軽減に役立つ可能性がありますが、効果は個人によって異なる場合があります。重度の耳鳴りや持続的な症状がある場合は、医師や専門家の診断を受け、適切な治療法を相談することが重要です。

当院でも様々な施術メニューをご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!

耳鳴りの軽減に効果的な当院の施術メニューは?

ドライヘッド矯正や鍼施術は、耳鳴りの症状を軽減する効果が期待される施術方法です。

ドライヘッド矯正は、頭部や頚部、耳の周りの筋肉や骨を整え、緩めることによって神経の圧迫を抑えることができます。耳鳴りはさまざまな原因によって引き起こされるため、ストレスや騒音、老化などの要因によって筋肉や骨が緊張し、神経に負担がかかっている場合があります。
ドライヘッド矯正はこれらの症状にアプローチし、緊張を緩めることで耳鳴りの軽減に効果があると考えられます。

鍼施術では、筋肉の緊張を緩めることによって神経への負担を減らすだけでなく、東洋医学のアプローチを活用することができます。
聴宮や聴会といった耳鳴りに効果のあるツボに鍼を刺すことで、耳鳴りの症状の軽減が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

ドライヘッド矯正では、耳周りの筋肉や骨だけでなく、頭頂部や頚部などの緊張のある筋肉や骨格を調整することで、自律神経の圧迫を減らす効果が期待できます。
自律神経失調症にはさまざまな症状があり、耳鳴りもその一つです。ドライヘッド矯正はこれらの症状を緩和する効果が期待できます。

鍼施術では、前述の効果に加えて、東洋医学の視点から施術を行うことができます。
例えば、ストレスなどに関係の深い肝臓系のツボや、耳鳴りに関連するとされる小腸経や三焦経のツボに鍼を刺すことで、気の巡りを円滑にし、耳鳴りの症状の軽減に効果があるとされています。

軽減するために必要な施術頻度は?

耳鳴りの軽減のためには、施術の頻度が重要です。
一般的には、最低でも5〜10回の施術が必要とされます。ただし、症状や原因によって異なる場合もあります。

症状を軽減していくためには、理想的には週に1回の施術が必要です。少なくとも2〜3週間に1回の施術は必要となります。

通常、2〜3ヶ月の期間が必要とされることが一般的です。この期間は長く感じるかもしれませんが、患者様が通いやすいようにサポートも行っていますので、安心して通院してください。