眼精疲労
こんなお悩みはありませんか?
目の疲れとドライアイは関係ありますか?
→ドライアイの状態では目に負担がかかりやすく、疲れが溜まりやすい状態にあります。
パソコン作業が多く、眼精疲労が治りません。
→パソコンやスマートフォンといった、デバイスの長時間使用での眼精疲労が近年とても多いです。
視力低下と眼精疲労は関係ありますか?
→調節性眼精疲労といい、ピントを合わせる筋肉の疲労によって眼精疲労が起こることがあります。
年齢の増加に伴い眼精疲労を感じるようになりました。
→老眼などでも眼精疲労を感じることがあります。
眼鏡の使用などは眼精疲労に関係ありますか?
度数の合わない眼鏡の使用などが原因の場合があります。
眼精疲労についてで知っておくべきこと
パソコンやモニターを使用する作業を行う方の約68%が身体の疲労や症状を感じており、その中で最多は約91%の「目の疲れ・痛み」で、次いで「肩こり・首のこり」が約74%との結果が得られています。現代では、非常に身近に潜む疾患と言えるでしょう。
改善法としては、正しい眼鏡やコンタクトの使用、生活習慣の見直し、適度な休憩を取り入れることが効果が期待できる方法です。パソコンやスマートフォン、タブレットなどを長時間使用する場合は、1時間に1回、5分程度の休憩を入れるよう心がけてください。
さらに、ビタミンが配合された点眼薬や内服薬の処方など、必要に応じて対応しています。
症状の現れ方は?
眼に疲れを感じることを眼精疲労と言います。
症状の現れ方として、目の酷い疲れはもちろん、視界がぼやけたり、物がかすんで見えたりする、日差しがまぶしく感じるなどの視覚的症状や、白目が充血する、まぶたの裏が真っ赤になる、目が痛むといった症状が翌朝になっても残ってしまうことも眼精疲労の症状に当てはまります。
また、眼の疲れだけではなく、慢性的な頭痛や首こり・肩こり、めまいや吐き気などから全体的な身体のだるさ、倦怠感などがあることも眼精疲労の症状に当てはまります。
このように、眼のみに関わらず身体の不調にも症状が現れることがあります。
その他の原因は?
眼精疲労の原因は様々です。例えば、近視・乱視やドライアイ、緑内障や白内障などの目の疾患が原因となることもあります。また、目以外の身体に何かしらの不調があって眼精疲労が引き起こされることもあります。ですが、最近では、パソコンやスマホの長時間使用が原因となる眼精疲労が増えています。
デスクワークや在宅での仕事が増え、パソコン等の電子機器を使うことが当たり前となっています。また、若い世代ではスマホの使用がさらに増えており、仕事でも日常生活でも手放せない存在となっています。そのため、長時間画面に向き合うことが多くなり、眼の疲れや乾きを感じやすくなります。集中して作業をすると、スマホ首やストレートネック、肩こりなども生じやすくなります。
眼精疲労を放置するとどうなる?
眼精疲労を放置してしまうと、目の症状や全身症状が現れることがあります。
目の症状としては、目がしょぼしょぼしたり、目が重くなったり、目がかすんだりぼやけたりすることがあります。
全身症状としては、めまいや吐き気、体のだるさ、倦怠感、食欲の低下、不眠症などの体調不良や、肩こりや体のこり、集中力の低下、イライラや不安感、抑うつなどの精神的なストレスも見られることがあります。
このように、眼精疲労は目だけでなく、全身の健康にも影響を与える可能性があります。さらに、睡眠の質が低下するなどの症状も現れることがあり、個人差はありますが、日々の生活に支障をきたす恐れがあります。
当院の施術方法について
当院では「ドライヘッド矯正」と「極上ドライヘッド」というメニューがあり、どちらも眼精疲労が強い方におすすめのメニューとなっております。施術する部位は主に首、頭部、目の周囲で、これらを揉みほぐし、目に向かう血流量を増やすことを目的としています。
眼精疲労の原因の一つに姿勢の悪さがあります。例えば、ストレートネックなどで首が必要以上に前に出ていることで、負担がかかり首や肩の筋肉が硬くなり、その結果、目の負担が増加します。
ドライヘッド矯正の場合、姿勢に対する手技も含まれているため、眼精疲労の軽減と同時に予防も期待できるメニューとなっております。
改善していく上でのポイント
眼精疲労を改善していくためのポイントとして、特に夜型の生活をしている方に多く見られます。夜型になると、目の疲れが助長され、姿勢の悪さも出てきます。また、夜間のブルーライトは視力の低下にも繋がるため、避けることが望ましいです。夜のスマホやPCの使用を控え、なるべく睡眠時間を十分に確保し、姿勢改善に努めることが、改善に向かう基本となります。
また、デスクワーカーは日常的にPCやスマホの画面を直視することが多いため、目の疲れが蓄積しやすいです。目には瞳孔括約筋と瞳孔散大筋の二つの筋肉があり、遠くを見るときは瞳孔括約筋、近くを見るときは瞳孔散大筋が働きます。近くの画面を直視していると、瞳孔散大筋が非常に働くため、適度に遠くを見て目の切り替えを行うことが大切です。
また、目を温めることも軽減には効果が期待できます。血流を良くすることで、目の疲労回復が早まります。ぜひ参考にしてみてください。